第二バチカン公会議公文書
改訂公式訳 (2013. 9.29 発行)


    「第二バチカン公会議が開催されて、はや半世紀が経過した。 その間、世界が劇的変化を遂げる中、全世界の教会は、挙げて公会議の教えを実施しようと努力を重ね、それなりの実りをもたらしてきた。 しかし、道半ばという感は否めない。」(総序の冒頭から引用)
    「全体として、第二バチカン公会議公文書は、・・・ 救いの歴史と三位一体の神学を視野の中に入れた、聖書的、教父的、歴史的、教会一致的なアプローチを選んだ。 しかし、公会議公文書の豊かさはまだ十分実現されていない。・・・ 公会議の最重要課題であった教会の自己認識と刷新はこれからも継続されなければならない。」(総序の結びから引用)
    第二バチカン公会議が、聖書に対するカトリック教会の態度を一新した結果、日本でもカトリック・プロテスタントの聖書・新共同訳が1987年に発行されました。 今回の改訂公式訳では書名だけでなく、聖書の引用も原則として同書を使用しています。

    元プロテスタント教会の牧師であった筆者が、カトリック教会について各種の公式文書により多くを学び、敬意と信頼を抱いてカトリックのミサに出席させていただくようになって、すでに14年になります。 そこで実際に体験したのは、そのような各種の公式文書の精神と現実の小教区の姿との甚だしい乖離でありました。 預けられたタラントンを地の中に隠しておいた怠け者の悪い僕(マタ25:14-30)とならないために、この機会にこの改訂公式訳の真面目な学習が、信徒たちの間に広がることを大いに期待したいと思います。


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